低酸素(hypoxia)環境では、赤血球を作るホルモン「エリスロポエチン(EPO)」や血管の新生を促すホルモン「血管内皮増殖因子(VEGF)」が産生されます。これらのホルモンによって赤血球や血管を増え、全身への酸素供給能力が改善します。 ただし、これらのホルモンが効果的にはたらくためには、長時間低酸素環境に滞在する必要があります。"Hypoxia House"では、特別なトレーニングは行わず、ただ低酸素室で日常生活や睡眠を取るだけで、身体への負荷を最小限に抑えつつ、有酸素能力を自然に向上させることができます。
ご利用される方の要望に合わせて、オーダーメイドの宿泊プラン(酸素濃度, 滞在期間など)を提供します。十分な効果を得るためには、最低でも5日間低酸素室(1日あたり10~12時間)に滞在する必要があります。1日あたり12時間程度の滞在で効果が得られるため、日中は普段通りトレーニングや通勤・通学していただいて構いません。
低酸素応答性に関わる一塩基多型(SNP)を解析して、個人に適した宿泊プランを提供します。
低酸素の専門家である代表が、低酸素環境への適応機構や低酸素トレーニングに関する講演を承ります。講演のご依頼やご相談がありましたら、ご連絡ください。
低酸素環境での睡眠により回復の遅れ・運動強度の低下が懸念されますが、高酸素状態でトレーニングを行うことでトレーニング強度を保つことができます。
競輪選手を対象に、パワーデータを活用したパーソナルトレーニング指導を行います。自転車およびウェイトのメニューを開催の予定に合わせて提供します。
競輪選手に適した、食材を毎週送るサービスです。アスリート向けの食事デリバリーサービスは多くありますが、高額なものが大半です。食材のみ購入するでコストを抑えることができます。
競輪競走のレース動画から、速度・パワー・展開を取得して、その後の展開や各選手の勝利確率を予測するAIを開発しています。このAIを活用して、選手個々の特性や課題を見出して、各選手の脚質に見合った戦略を提案します。
一軒家の一室を常圧低酸素室に改装した民泊になります。滞在ご希望の方は、下記のアドレスまでご連絡ください。アメニティの準備はございませんので、ご了承ください。
Hypoxia House
代表:中井 琢(東北大学大学院医学系研究科酸素医学分野助教, 新潟食料農業大学自転車競技部コーチ)
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1 東北大学医学部1号館3階
tacnakai10[at]gmail.com